マーク金井の試打インプレッション

クリーブランド ハイボア XLS ドライバー

2008/04/08 00:00

自分に合ったスペックは?

ロフト10.5度/オリジナルシャフト(R)の弾道を測定。打ち出し角約17度、スピン量約2700回転台と高打ち出し、低スピン弾道という結果になった

低重心なのでボールを高く上げるにはロフトが必要。リアルロフトはやや多めだが、球が上がりづらい人は普段よりも1度ロフトを増やした方が球筋を安定させやすい。ヘッドスピード40m/sぐらいならば9.5度よりも10.5度の方がキャリーとランで飛距離を出しやすいだろう。

ヘッドスピードが速い人もロフトで見栄を張るのは禁物。球がよほど高い人を除けば9.5度がお勧め。

純正のRシャフトはかなり軟らかくトルクも多め。ヘッドスピードのストライクゾーンは36~40m/s。しっかり感を求める人は、普段よりも1ランク硬めでちょうどいい。対して、カスタム品のランバックス6Z07のSはかなりハード。ちゃんとシャフトをしならせるには最低でもヘッドスピード45m/s以上が必要だ。

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クリーブランド
凹んだヘッドが低スピン・強弾道を生み出す
発売日:2008/03 参考価格: 29,800円