テーラーメイド r7 CGB MAX ドライバー
打ってみると?
試打クラブは10.5度のフレックスRと9.5度のフレックスSR。長さはどちらも45インチ(ヒールエンド法計測 ※1)。10.5度はリアルロフトが12.5度でフックフェースの度合いが2.25度。9.5度はリアルロフト ※2が10.25度でフェース向きが1.25度フック。
クラブ重量はRが287.5グラムでSRが289.3グラム。硬さの目安となる振動数 ※3は、フレックスRが213cpm、フレックスSRが233cpmだった。Rシャフトはかなり軟らかめの設定。ワッグルすると女性用シャフトなみに、グニャッとしなる。
まずは10.5度Rから打ってみた。シャフトに合わせて軽めにスイングすると・・・グーンと高く上がったドロー弾道。ヘッドスピード40m/sぐらいで打つと切り返しでシャフトが大きくしなるが、頼りなさはない。ダウンからインパクトにかけてはシャフトがスピーディーに戻り、なおかつヘッドがターンしやすいようにしなり戻る。ドオートマチックでドローが打てる。見た目通り、捕まりが良くて、球も上がりやすい、反面、意図的に低い球、フェードを打つのが難しい。打とうとすると、右にスッポ抜けた。
SRに持ちかえても弾道は変わらない。ロフトが減ってシャフトが硬くなっているが、基本的には捕まりが良くて、高い球が打ちやすい。叩きにいくとシャフトがしなり戻り切らない感じなるが、、ゆったり振ると、シャフトのしなりを上手く利用してヘッドスピードを上げられる。
スイートエリアについても見た目通り、広い。打点を左右に外して打ってもヘッドがブレにくく、飛距離、方向性も安定している。スピン量はやや多め。フェース中央付近で捕らえると2800~3000回転。スピンを減らして飛距離を求めるならば、スピン系ボールよりも、ディスタンス系ボールの方が相性が良さそうだ。