マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 445

2008/01/08 00:00

構えてみると?

フェース厚は約56ミリとシャローフェース。クラウン部分はワインレッドの格子模様が入っている。

ここ数年、ドライバーはモデルチェンジ毎にヘッドが大きくなるもの。ところが、今回のX-DRIVEは意外にもヘッド体積がサイズダウンされていた。前作が460CCだったのに対し、最新モデルは445CC。

だが、構えると小さい感じがしない。前作はディープフェースで投影面積を絞った形状だったが、今回はシャローフェース(フェース厚:約56ミリ)で、投影面積が大きくなっているからだ。形状から推察すると、「X-DRIVE460」を進化させたというよりは、同時期発売された「X-DRIVE430P」を進化させた印象を強く受けた。

そして、特徴的なのがコスメティック。ソールとフェースはイオンプレーティング処理が施され、つや消しガンメタリック色。そして、クラウン部分はワインレッドの編み目模様がクッキリ入っている。デザイナーが変わったのかと思えるぐらい・・・カラーリングも斬新だ。

ヘッド形状についてはシャローフェースになっている点を除けば、プロモデルならではのハードな仕上り。表示ロフトとリアルロフトにはほとんど差がなく、フェースの向きもスクエア。「X-DRIVE430P」同様、洋梨形状でネックがやや長め。見た目は、捕まりを求めるスライサーよりも、左へのミスを嫌うフッカーが好む形状。見た目通り、フッカー御用達なのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。

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ブリヂストン
デザイン性抜群!プロに好まれる操作性の優れた逸品
発売日:2007/11 オープンプライス