マーク金井の試打インプレッション

クリーブランド ランチャードライバー(2009年モデル)

2009/10/20 00:00

構えてみると?

投影面積が大きく、460CCドライバーの中でも見た目の大きさが強くアピールされている

クリーブランドのランチャーシリーズと言えば米ツアーに人気のブランド。従来モデルはトラディショナルな形状だったが、今回はガラッとデザインを変えてきた。ヘッドは奥行き方向にグイッと広がり、投影面積が非常に大きい。今や当たり前となった460CCドライバーの中でも、見た目の大きさが強くアピールされている。加えてフェースも巨大。フェースの厚みは約58ミリとディープで、そしてフェース形状は面長だ。視覚的にも構造的にもスイートエリアを広げようとする意図が窺える。

そして、リアルロフトが多いからだろう。アドレスするとディープフェースでも高弾道をイメージしやすい。計測すると、9度表示でリアルロフトが11.25度、10.5度表示の方はリアルロフトが13度。ハードヒッターよりも、ヘッドスピードが遅めの人を意識したロフト設定になっている。

クラブの長さは実測45.25インチ(ヒールエンド法計測)。短過ぎず、長過ぎず。ヘッドの投影面積が大きいので、初心者でも安心して構えられるだろう。前作までと比べると、かなりアベレージファーを意識したデザインになったランチャー。見た目通り、普通のアマチュアを意識した作りになっているのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。

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クリーブランド
ヘッドの大きく安心感抜群
発売日:2008/10 オープンプライス