マーク金井の試打インプレッション

クリーブランド ランチャードライバー(2009年モデル)

2009/10/20 00:00

クラブを計測してみると?

重心アングルは約23度と標準並みだが、フックフェース、アップライとつかまりを意識したモデルだ

フェース角は10.5度が+0.75度で、9度が+2度。ライ角度は約60~62度とアップライト。重心アングルは約23度と平均だが、それを除くと捕まりを重視したスペック。しかし、重心距離が長いのだろう。実際、ボールを打ってみると、ダウンからインパクトにかけて、シャフトを軸にしてヘッドが返りづらい。なので、見た目ほどつかまるドライバーではなく、球筋的にはニュートラルなタイプだ。

シャフトについては、純正のLS01は中間から先端側のしなりが大きくトルクも多め。切り返しではシャフト中間部分がグイッと大きくしなるので、タメがほどけやすいアベレージゴルファーでもヘッドの重みを感じやすく、シャフトのしなり戻りも使っていける。

長さは実測値で45.25インチ。クラブ重量は302.7グラム。45インチ換算にすると295グラム前後のぐらいの感じになる。純正Sシャフトは35~50歳台で平均的なパワーの持ち主にちょうどいい重さとなっている。

クラブ測定データ

シャフトグラファイトデザイン LS01グラファイトデザイン LS01
ロフト(度)10.510.599
リアルロフト(度)13.013.011.2511.25
ライ角(度)60606262
フェース角(度)+0.75+0.75+2+2
長さ(インチ)45.2545.2545.2545.25
振動数(cpm)249249252252
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