マーク金井の試打インプレッション

プロギア GN502 TOUR 440 ドライバー

2010/03/02 10:15

構えてみると?

構えてみると2度オープンと左への行きづらさを感じる

クラブのネーミングが示す通り、プロ、アスリート向けモデルであるGN502ツアー。つや消し仕上げのソールは、今どきのドライバーの中では類を見ないほど、重量調整ネジのだぐいやデコラティブな装飾は皆無で、「PRGR」とモデル名の「GN502」のロゴが大きくプリントされている。ヘッド形状はオーソドックスな丸形だが、バックフェースにかけての絞り込みが大きめ。

形状的には重心が浅く感じ、操作性の高さをアピール。フェースの厚みは約54ミリとそれほど分厚くない。バックフェースはセミシャローで低重心なことをさりげなく主張している。そして、構えた時に否応なしに目に入るのがバルジの少なさ。フェース面は丸み感が非常に少なく、アイアンみたいにフェース面がフラット。好みの問題があるが、アイアンを手にした時と同様、フェース面を目標に合せやすく仕上がっている。

プロ・アスリート向けだけあって、リアルロフトも少なめ。試打クラブは9度表示で、リアルロフトは10度もなさそうだ。ヘッド同様、シャフトも市販モデルの中ではかなりハード。ワッグルすると手元側はほとんどしならない。ヘッドもシャフトも見るからに、プロ、アスリートを意識した仕上がり。見た目通り、ハードなドライバーなのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。

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プロギア
プロ、上級者向け競技系ドライバー
発売日:2010/02/13 参考価格: 75,600円