マルマン コンダクターLX460 ドライバー
2010/06/01 10:00
構えてみると?
マルマンのコンダクターと言えば、かつてはプロ・上級者に人気が高かったブランド。だが、2008年にブランディングを全面リニューアル。アスリートに好まれるテイストを引き継ぎながら、モノ作りはアベレージゴルファー向けにシフトされている。
今回の「LX460」もメーカー側の意図通り、構えてみるとハードな感じはまったく伝わってこない。形状は上級者好みのオーソドックスな感じで、フェースの向きもほぼスクエア。丸形パーシモンフォルムでナチュラルな顔つきだが、フェースはかなりシャロー。定規で測ると約51ミリ。ヘッド体積は460CCなので、アドレスするとかなり薄べったく感じる。ちなみに、このモデルはフェース向きが2種類ラインアップされており、捕まりを求める人にはフックフェースが強いモデル「ドロー」も選べる。
純正シャフトはパワートランス「ST-5 LONG」。長さはメーカー表記で46インチ。ワッグルすると手元と先端部分がしっかりしていて、中間部分がしなるタイプ。トルクが少ないからだろう。フレックス設定は硬くないが、しっかり感がある。
オーソドックスでやさしいヘッドに46インチの長尺シャフト。長さで飛距離アップを狙うタイプのドライバーであるが、どんなゴルファーと相性がいいのか、じっくりテストしてみたいと思う。