マーク金井の試打インプレッション

マルマン コンダクターLX460 ドライバー

2010/06/01 10:00

クラブを計測してみると?

それなりに振っていけるしっかりしたシャフト。切り返しでは中間部分がしなる

リアルロフトは10.5度(表示9.5度)で、フェース角は-0.5度。ライ角度は61.25とアップライトなスペック。重心アングルは23.5度で、今どきのドライバーとしては平均的。ヘッドの挙動はニュートラルで真っ直ぐ打てば真っ直ぐ飛ぶタイプ。捕まりを求めるには、フェース向きが強めに設定されたタイプがお勧めだ。シャフトについては、Sで振動数が245cpm。数値的には軟らかめだが、実際に振るとしっかりしている。これはトルクが少ないことが影響しているんだろう。切り返しでは中間部分がクイッとしなって、しなり戻りがややシャープ。先端側がしっかりしているのでヘッドはことさらアッパーに動かない。インパクトゾーンでヘッド挙動が安定しているので、芯で捕えやすい。長さは実測値で46インチ。クラブ重量は295.1グラム。45インチ換算すると3305g前後の仕上がり。バランスはD3。35~55歳ぐらいで、体力が平均な男性にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトST-5 LONG(S)
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)10.510.5
ライ角(度)61.2561.25
フェース角(度)-0.5-0.5
長さ(インチ)4646
振動数(cpm)245245
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マルマン
コンダクターからアベレージ向けクラブが登場
発売日:2010/04 参考価格: 70,350円