マーク金井の試打インプレッション

本間ゴルフ パーフェクトスイッチ440

2010/11/30 10:00

構えてみると?

ヘッド体積は440CCと小ぶり。操作性があり弾道を操りやすい

以前に試打した「パーフェクトスイッチ460」同様、この440も国内メーカーでは初めてライ角、ロフト角、そしてフェースアングルを調整できる機能が付いたドライバー。ネックの内部に入っている治具が回転することで、ヘッドのスペックが調整できる。このためシャフトの向きが変わらず、バックラインが入ったグリップでも違和感なく使える。また、シャフトの向きが変わらないので、どんな風にセッティングしても振り心地に変化が出なくなっている。

ヘッドの形状はホンマならでは。オーソドックスな砲弾型。バックフェース側を絞り込むことでシャープに見える。体積は440CCあるが投影面積は小さめ。塊り感が強く、フェースも分厚い。ヘッドとシャフトを脱着するタイプだが・・・ネックが細くてスッキリしている。ソールを見なければ、大半のゴルファーはシャフト脱着式のドライバーであることに気づかないだろう。

フェースアングル調整機能については、無段階にアングル調整が可能。メーカー資料によると、ライ角は最大で2度、フェースアングルは±1度調整できるとのこと。ちなみにデフォルト(フラットライ)だとフェースアングルはほんの少しフック。アドレスするとフェースの向きはほぼスクエア。フェースのラウンドが少ないこともあり、ラインを出しやすい顔付きだ。

標準シャフトはカラーリングが白。ホンマというと「渋い」感じの配色が多い中、かなり派手だ。ヘッドはリアルロフトが少ないし、シャフトもかなり硬め。ハードヒッターをかなり意識した感じだが、クラブは見た目と性能が必ずしも一致するわけではない。どんなゴルファーと相性がいいのか?フェースアングル調整機能はどんな感じなのか?じっくりテストしてみたい。

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本間ゴルフ
シャフトの向きを変えずに調整可能
発売日:2010/12/03 参考価格: 108,150円