マーク金井の試打インプレッション

マグレガー マックテック DS101 ブルードライバー

2010/12/20 16:15

クラブを計測してみると?

ネジで簡単に調整できるヘッド重量。黄色は3g、赤色は10g

9度表示でリアルロフトが10.75度。フェース角が+0.5度。わずかにフックフェースで、アベレージ向けドライバーにしてはリアルロフトがやや少なめ。ライ角は61.75度と超アップライト。ライ角で捕まりを狙っている意図が強く窺える。重心アングルはネジの配置で微妙に異なるがスタンダードバックで24度。平均的な数値だ。実際にスイングするとヘッドがゆったり返る感じで、挙動はニュートラル。幅広いゴルファーに扱いやすく仕上がっている。

シャフトはアベレージ向けの中でもかなりソフト。純正Sの振動数は237cpm。手元側やや硬めで、中間から先端側が非常に軟らかい。中間部分のしなりが大きいので粘り感が強く、ダウンからインパクトにかけてはしなり戻るスピードがやや遅めだ。

長さは実測値で45.25インチ。クラブ重量は283.3gでバランスがD2.5。45インチ換算すると280g前後。軽さは市販ドライバーの中でも際立ち、50歳以上の男性で、体力が平均もしくは平均を下回る人と相性が良い。ヘッド重量を調整できるので、パワーがある女性ゴルファーにも相性が良さそうだ。

クラブ測定データ

シャフトオリジナルシャフト「DS3942F」(S)
ロフト(度)99
リアルロフト(度)10.7510.75
ライ角(度)61.2561.25
フェース角(度)+0.5+0.5
長さ(インチ)45.2545.25
振動数(cpm)242242
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マグレガー
ヘッドの重量が調整できる
発売日:2010/12/04 オープンプライス