マーク金井の試打インプレッション

タイトリスト VG3C ドライバー

2011/05/10 10:00

構えてみると?

体積440ccかつディープフェースのためシャープに見える。洋ナシ型のヘッド形状

アスリート指向のゴルファーに人気の高いタイトリスト。同社の日本専用モデルして登場したVG3の兄弟モデルとなるのが、今回試打するVG3C。

ソールのデザインはVG3を踏襲。インターナショナルモデルの910シリーズに比べると素っ気ないぐらいシンプルだ。ヘッド形状はVG3が丸型なのに対して、VG3Cは面長でトウが膨らんだ洋梨型。ヘッド体積もVGが460CCに対してVG3は440CC。20CC小さくなったことで顔付きがずいぶんシャープになっている。フェースの厚みは約57ミリ。ディープで分厚い。バックフェースもハイバック。塊感があって構えると400ccぐらいに感じる。

アドレスするとフェースがほんの少し右を向いている。構えた感じではスライサーよりも、フッカーを意識しているような印象を強く受ける。長さは45.25インチ(メーカー値)。小ぶりな顔付きにこだわったVG3C。どんな球筋が出やすいのか、どんなゴルファーと相性がいいのかじっくりテストしてみたいと思う。

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タイトリスト
コンパクトヘッドで力強く飛ばす
発売日:2011/04 オープンプライス