マーク金井の試打インプレッション

タイトリスト VG3C ドライバー

2011/05/10 10:00

クラブを計測してみると?

フェース長さをノギスで計測してみると約57mm。かなりのディープフェースといえる

フェース角が-2度と捕まりを抑えたスペックだが、ライ角は61度とアップライト。重心アングルも24.5度。ライ角を除くと、捕まりを意識したスペックである。実際に打ってみても、インパクトゾーンでヘッドが返りやすい。ストレートに打って軽いドロー弾道が打てる。

シャフトについては、今回試打したタイトリストVG60は(三菱レイヨン)はメーカー専用設計。中間部分から手元にかけてしなる。振動数が263cpmもある割には、切り返し時のしなり量もやや多め。先端側がしっかりしていることもあり、インパクトゾーンでヘッドはアッパーに動きづらく、ヘッド挙動をコントロールしやすい。オートマチックに抑え気味の弾道が打ちやすい。

長さは実測値で45インチ。クラブ重量は300.2グラム。バランスはD1。45インチ換算すると300g。35~55歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトタイトリスト VG60(S)
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)11.511.5
ライ角(度)6161
フェース角(度)-2-2
長さ(インチ)4545
振動数(cpm)263263
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タイトリスト
コンパクトヘッドで力強く飛ばす
発売日:2011/04 オープンプライス