マーク金井の試打インプレッション

USTマミヤ ATTAS IRON シャフト

2011/07/12 10:00

シャフトを計測してみると?

トップからダウンの切り返しで中間部分が小さくしなる

スペック計測してみると・・・9(S)はアスリート向けだけあって硬めの設定。5番アイアン振動数は315cpm。これは「日本シャフト NS950」のSとほぼ同じ。だが、ワッグルすると明らかにしっかりしている。カーボンとスチールを比較した場合、素材、構造の違いでカーボンの方が硬く感じるが、このアッタスも同じだ。

対して7(S)は、20g軽いだけでなくフレックス設定も少し軟らかめ。5番の振動数は304cpm。9(S)に比べると1フレックほど軟らかい。7(R)の振動数はさらに軟らかくて289cpmだ。

剛性分布(硬さの変化の分布)については、中間部分にベンドポイント(しなりを感じるポイント)が感じられる中調子。ウッド用のアッタス同様、シャフトの動きはそれほど大きくないタイプだ。

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※今回試打したクラブスペックは下記のとおり。
(ヘッドは、9(S)「ブリヂストン ツアーステージ X-BLADE GR C-1」、7(R、S)「ロイヤルコレクション SFIフォージドアイアン」を使用。ヘッド重量255g、接着寸30mm、長さ38inchで統一)

アッタスアイアン 9(S)(重さ400.0g、バランスC9.5、振動数315cpm、センターフレックス値7.07)
アッタスアイアン 7(S)(重さ383.0g、バランスC9.5、振動数305cpm、センターフレックス値6.75)
アッタスアイアン 7(R)(重さ382.8g、バランスC9.0、振動数289cpm、センターフレックス値5.95)

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