マーク金井の試打インプレッション

PING G10 ドライバー

2007/09/18 10:00

構えてみると?

構えた時、クラウン部分に描かれている三日月をあしらった転写マークはボールの残像をイメージさせる。また、フェース形状はトウ&ヒール方向に広がり感がある

オレンジ色を大胆にあしらったソール形状。一目見て最新モデルなことが分かるが、派手なソールに比べると、クラウン形状は「おおーっ」と声を出したくなるほど新鮮ではない。三日月をあしらったグラフィック、全体的なフォルムは昨年秋に登場した「ラプチャー」ゆずり。投影面積が大きく、460CCならではの見た目の安心感がある。

フェース形状も従来モデル同様、トウ&ヒール方向に広がり感があり、スイートエリアを広くしようという意図が窺える。フェースの厚みは約58ミリ。ややディープフェースだが、アドレスすると難しく感じない。リアルロフトが多めなことも影響しているのだろう。アドレスした時に、高弾道をイメージしやすいからだ。

そして、フェースの向きはややフック。スライサーには構えやすい反面、フッカーにはやや構えづらい印象を受けた。

G5以降、ピンのドライバーは左へのミスが出づらいのが特徴。今回のG10もそのキャラクターを踏襲しているのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。

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ピン
ツアープロが認めるドライバー
発売日:2007/09