三菱レイヨン FUBUKI Kシリーズ
シャフトを計測してみると?
スペック計測してみると・・・50g台のRは振動数が237cpm。アフターマーケット用シャフトとしては軟らかめの設定だ。対して同じRでも60g台は振動数が248cpm。こちらはそれほど軟らかくない。60g台のSも261cpmと、アフターマーケット用シャフトとしては標準的な硬さに仕上がっている。ちなみにFUBUKIαシリーズの60Sの振動数は266cpm。
メーカー側の資料によると、「バット部にパワー『ニンジャ』コアをを新たに搭載し、シャフトに蓄えた全てのエネルギーを効率よくボールに伝えることをコンセプトとしています。バット部の剛性を抑え目にし、切りかえしでの大きなタメを作る“ 手元しなり”シャフトでありながら、『つかまりの悪さ・振り遅れによるプッシュアウト・シビアなインパクトタイミング 』といったデメリットを排除」とアピールしている。
この文面を読む限りでは、FUBUKI αシリーズよりも手元側が少し軟らかく、そして少しつかまるようにチューニングされていることが窺える。剛性分布(硬さの変化の分布)については、中間剛性がやや硬いのが特徴。50(R)のセンターフレックス値は3.76kg。60(R)が4.1kg。そして60(S)が4.58kgとなっている。
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※今回試打したシャフトスペックは下記のとおり。
(ヘッドは「ニッケント リボルバー4DX」を使用。ヘッド重量198g、接着寸32mm、長さ45インチで統一)
K50(R):重さ305.7g、バランスD0、振動数237cpm、センターフレックス値3.76kg
K60(R):重さ312.9g、バランスD1、振動数248cpm、センターフレックス値4.10kg
K60(S):重さ314.8g、バランスD1.5、振動数261cpm、センターフレックス値4.54kg
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