マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ レガシーブラック ドライバー

2011/09/13 10:00

構えてみると?

ヘッド体積が440ccかつ、ハイバック形状のため、小ぶり感が強い

キャロウェイのプレミアムブランドとしてすっかり定着したレガシー。そのレガシーの中上級者モデルとして登場したのが「レガシーブラック」。約2年前に出したレガシーツアーの後継機種的な位置付けモデルだ。

ヘッド体積は440CC。ハイバック形状なので塊感が強い。フォルムはレガシーツアーに似ているが、カラーリングがグレーからブラックに変わったことにより、レガシーツアーよりもシャープに見える。ネックの長さは今時のドライバーの中ではやや長めでペンシルネック。ヘッド形状はトウにボリュームがある洋なし形状。フェース面もやや面長だ。

フェースの厚みは約56ミリ。バックフェース側も分厚く、ディープバック。やさしさよりも「叩いても吹き上がらない」イメージをゴルファーに与えている。フェースの向きはややオープン。いわゆる上級者好みの顔付きをしている。クラブの長さはメーカー表示で45インチで、実測44.75インチ(ヒールエンド法計測)。

レガシーツアーと形状は似ているが、ツアーはつかまりを抑えたドライバー。対してブラックはつかまりの良さが特徴だとメーカー側は強くアピールしている。ヘッドの挙動がどうなっているのか、そして気になる飛距離性能もじっくりテストしてみたいと思う。

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キャロウェイ
つかまりのいい中・上級者モデル
発売日:2011/09 オープンプライス