マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ レガシーブラック ドライバー

2011/09/13 10:00

クラブを計測してみると?

つかまりの良さは短い重心距離にあり。キャロウェイの十八番だ

フェース角は-1.5度とオープン。アドレスするとフェース面はスクエア感が強いが、重心距離が短いのだろう。操作性が高く、見た目よりもかなりつかまりが良い。ライ角度は約58.25度。今どきのドライバーの中ではややフラットな部類。重心アングルは約24.5度とやや多めになっている。レガシーツアーに比べると、レガシーブラックは重心が少し深くなっているような気がする。フックフェースは嫌だけど、つかまりの良さを求める人には、非常に相性がいいドライバーだ。

純正シャフトについては、ヘッドに比べるとアンダースペック。Sで振動数が244cpm。純正のスピードマトリックス60WBはは中間部分が大きめにしなり、ダウン以降、ややゆったりとしなり戻る。トルクは5.2度となっており、実際にスイングしてみても適度なねじれ感が手に伝わる。長さは実測値で44.75インチ。クラブ重量は純正Sで307.2グラム。45インチ換算にすると305グラム前後。35~60歳ぐらいで、体力が平均的な男性と相性がいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトスピードマトリックス 60WB(S)
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)10.510.5
ライ角(度)58.2558.25
フェース角(度)-1.5-1.5
長さ(インチ)44.7544.75
振動数(cpm)244244
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キャロウェイ
つかまりのいい中・上級者モデル
発売日:2011/09 オープンプライス