マーク金井の試打インプレッション

ツアーエッジ CB-4 TOUR ドライバー

2011/11/15 10:00

構えてみると?

オープンフェースで逃げ顔。フッカーと相性が良さそうだ

今季活躍中の笠りつ子プロが使用しているツアーエッジ。その中でもツアーモデルとして位置づけられているのがCB4ツアー。ヘッド体積は440CC。ヘッドはクラウンもソールもブラック塗装されており、精悍さをを上手くアピールしている。ソールのロゴデザインはアメリカンテイスト満点だ。

ヘッド形状はオーソドックスな丸型形状だが、構えた瞬間にプロモデルなのがハッキリ分かる。フェースの厚みは59ミリ。ディープフェースでリアルロフトが非常に少ない。加えてフェースの向きもかなりオープン。吹き上がりを抑えたいハードヒッターには叩けるイメージが沸く反面、球を上げたい人や、つかまりを求める人が手にすると、「なんだこりゃ」っていうぐらい手強い顔付きになっているからだ。

メーカー資料によると「理想の低スピンを可能にした高重心設計」となっている。他社が低重心でスピンを減らそうとしているのと逆の発想だ。ヘッドを見る限りでは、アマチュアにも使えるプロモデルと言う雰囲気はまったくない。シャフトも硬くて、ハードヒッター御用達という感じがビンビン伝わってくる。どれぐらいハードに仕上がっているのかじっくりテストしてみたいと思う。

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ツアーエッジ
プロが求めるファクターを440ccヘッドに集結
発売日:2011/04 参考価格: 59,400円