マーク金井の試打インプレッション

ツアーエッジ CB-4 TOUR ドライバー

2011/11/15 10:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトSの振動数は272cpm。市販の純正Sに比べると明らかに硬く、普段よりワンランク落としたスペックをチョイスするといいだろう

9度表示でリアルロフトが8.5度。フェース角は-3.25度。市販ドライバーの中では、リアルロフトが非常に少なく、オープンフェースの度合いも強い。ライ角も58.25度とややフラットで、重心アングルも21度と小さめだ。すべてのスペックがつかまりを抑えたモノになっている。実際スイングしてみてもつかまる感じは少ないが、操作性が高いのでプロ、上級者には球筋は打ち分けやすく仕上がっている。ヘッドの基本特性としてはスライサーよりもフッカーと相性が良い。そしてリアルロフトが非常に少ないのでボールは上がりづらい。

シャフトについては、純正のMOTORE EXOTICS 50/55は全体的に硬く、中間部分が少ししなる先中調子。振動数は272cpm。トルクは3.7度(メーカー値)。純正シャフトとしてはかなり硬く、アフターマーケット用シャフトのSよりもハードだ。メーカー値ではトルク3.7となっているが、実際にスイングすると適度にねじれを感じる。この効果で、硬いわりには、ゆったり振ってもタイミングが取りやすく仕上がっている。長さはメーカー値が45インチで実測値が44.75インチ。クラブ重量は309.2グラム。45インチ換算にすると308グラム前後ぐらい。25~55歳ぐらいで平均以上にパワーがある人にちょうどいい重さだ。

クラブ測定データ

シャフトMOTORE EXOTICS 50/55(S)
ロフト(度)99
リアルロフト(度)8.58.5
ライ角(度)58.2558.25
フェース角(度)-3.25-3.25
長さ(インチ)44.7544.75
振動数(cpm)272272
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ツアーエッジ
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発売日:2011/04 参考価格: 59,400円