ロイヤルコレクション 105V Forged ドライバー
2012/04/10 09:00
構えてみると?
ロイヤルコレクションのアスリート向けブランドであるBBDシリーズ。前作104はヘッドもフェースもブラック仕上げだったのに対して、105Vはオーソドックスなカラーリングを採用。ヘッドはブラック、フェースは無塗装のシルバー仕上げだ。フェースがシルバーになったことで、ロフトの付き具合が分かりやすく、目標に対してフェースを合せやすくなっている。
体積は450CC。構えるとそれほど大きさを感じない。ハイバック形状を採用し、塊感が強いからだ。スッキリした面長フェースの洋梨形状のヘッドは、見た瞬間に「捕まりの良さ」よりも「引っかかりづらさ」を強くアピールしている。ソールは従来からの馬蹄型を踏襲しているが、中央部分の凹みが無くなった。凹ませないことで低重心化を狙っているのだろう。
ロイコレならではなのがヘッドのシェイプ。トウからバックフェース、バックフェースからヒールにかけての丸み感の出し方がナチュラルだ。デザイン的に美しいだけでなく、ゴルファーの感性にマッチしている。洋なし形状でフッカー好みの顔付き。前作同様、低スピン弾道で飛距離を稼げるタイプなのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。