マーク金井の試打インプレッション

コブラ AMP ドライバー

2012/04/24 10:00

クラブを計測してみると?

市販ドライバーの中ではかなり重心距離が長い

表示ロフト9.5度。ノーマルポジションだとフェース角が-0.5度でリアルロフトが10度。ライ角が61.25度。C(クローズド)ポジションだとフェース角が+0.5度でリアルロフトが11.5度。ライ角が58.5度。O(オープン)ポジションになるとフェース角が-3度でリアルロフトが8.25度。ライ角が58.75度。

調整は3段階のみだが、変化させるとフェース角、リアルロフトは大きく変わってくる。そして、クローズドポジションにしてもフックフェースの度合いは控えめ。スライサーがドローを打てるようなスペックにはなりにくいドライバーである。

捕まりの目安となる重心アングルはノーマルポジションで26度。こちらの方は数値の変化は小さく、最小で24.5度。最大で226度。いずれも平均よりもやや大きめの数値だ。重心距離はヘッド単体で計測した場合(カートリッジ未装着)で45ミリ。市販ドライバーの中ではかなり重心距離が長い。長さはメーカー値が45.25インチで実測値45インチ(ヒールエンド法計測)。

Sシャフトの振動数は245cpm。純正シャフトのSにしてはやや軟らかめだ。クラブ重量は純正Sで310.2グラム。バランスはD1。20~55歳ぐらいで、体力が平均的、もしくは平均以上の男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトランバックスAMP(S)
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)1010
ライ角(度)61.2561.25
フェース角(度)-0.5-0.5
長さ(インチ)4545
振動数(cpm)245245
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