三菱レイヨン ディアマナ X
2012/05/08 10:00
クラブを計測してみると?
振動数が258cpm。アフターマーケット用シャフトとしては手元側がやや軟らかい。センターフレックス値は4.83。これは平均よりもかなり硬めの仕上がりだ。振動数に対してセンターフレックス値が高いことを考えると、中間部分の剛性を高めることで弾き感をアップさせたい意図が読み取れる。
メーカー側の資料によると、こだわりを感じるのが素材とトルク。超高弾性(78t)を採用。加えてカーボンシートの樹脂含有率が18%。通常のカーボンシートに比べると樹脂率が非常に低い素材を使っている。挙動がシャープになる素材を採用することでねじれ剛性の強化、低トルク化を実現しているそうだ。飛距離と方向性を妥協なく追求したとアピールしているディアマナX。これまでのディアマナシリーズとどこがどう違うのかじっくりテストしてみたいと思う。