マーク金井の試打インプレッション

ピン アンサー ドライバー

2012/08/14 10:00

構えてみると?

ピンの日本向けブランドと登場したアンサーシリーズ。これまではアイアン、ウエッジ、パターのみだったが、今回のモデルチェンジでドライバー、フェアウェイウッド、そしてユーティリティが加わった。今回試打するのは、新登場のアンサードライバーである。

ヘッドのクラウン部分はつや消し処理がなされたマッドブラック。体積は460CC。ヘッドシェイプは同社のG20よりも少し小ぶりで、i20よりも少し大ぶり。やさしさを求める人にも、シャープなヘッドを求める人にも、どちらにも使ってもらいたい意図が窺える。

フェースは面長でディープ。定規で測ってみると、フェース厚は59ミリ強もあった。ヘッドシェイプはバックフェース側の絞り込みがやや弱く五角形に近い丸型。G20、i20同様、強いシャローバックで、低重心を狙っている。アンサーはPINGで初めてのアジャスタブル機能も付いている。シャフト脱着式で±0.5度のロフトが調整できるらしい。シャフトのホーゼル部分は非常に細く設計されており、ペンシルネックのようにスッキリ見える。ヘッド重量は約203g(メーカー値)。G20、i20同様、アンサーも重いヘッドがセールスポイントになっているようだ。

ロフト調整機能を兼ね備えたアンサードライバー。どんな球筋が出やすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
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