マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ スリクソン Z525 ドライバー

2012/11/13 14:00

構えてみると?

ダンロップのプロ、アスリート向けブランドであるスリクソン。Zシリーズは体積が異なる3タイプのヘッドをラインアップ。どのタイプも、「大きいからやさしい」とか「小さいから難しい」というジャンル分けがなされていない。どれもがプロ、上級者が好みに設計されている。

今回試打するのはヘッドが一番大きなZ525。体積は460CC。725に比べるとヘッドは丸型でオーソドックス。Zシリーズの中では最も安心感のある形状だ。フェースの厚みは約56ミリ。それほどディープではないが、クラウン部分が凸状に膨らんでいる。アスリート向に相応しくアドレスすると適度なディープ感がある。

フェースは他モデル同様、小顔で重心距離が短くなる設計だ。慣性モーメントを大きくしてスイートエリアを広げることよりも、重心距離を短めにして「操作性」を高めたい意図がはっきり窺える。ソール後方のトウ側とヒール部分には重量調整ネジが付いている。このネジ重量の配分を変えることで重心距離、ヘッド重量の可能だ。そしてシャフトを脱着方式でフェース角、ライ角、ロフト角が12通り変えられるようになった。。シャフトもバリエーションが豊富だ。メーカー純正シャフトに加え、MIYAZAKIケーナシリーズ(4種類)を選ぶことができる。Zシリーズの中でもっともヘッドが大きいZ525。どんなゴルファーにマッチするのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
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ダンロップ
高くて大きな弾道で攻める
発売日:2012/09/15 オープンプライス