マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ ゼクシオ フォージド ドライバー(2013年モデル)

2012/12/25 10:30

構えてみると?

少し左サイドを向いている分捕まりの良さを感じさせる

大ヒットブランド「ゼクシオ」の兄弟モデルとなるゼクシオフォージド。ヘッド体積は前作よりも10CC小さくなって450CC。前作と比較すると、ヘッドは奥行きを少し浅くすることで、顔つきがシャープになっている。ヘッド形状は砲弾型と洋なし型の中間ぐらいだ。ゼクシオらしさを感じるのがフェースの向きで、アドレスするとフェースは目標よりも左を向く。そしてインセットホーゼル。捕まりを良くしたい設計で、左のミスを嫌がるフッカーよりも、右のミスを避けたいスライサーが構えやすい配慮がなされている。

フェースの厚みは約54リ。分厚くないが、さりとて薄くてシャローでもない。ほど良い厚さでアドレスしやすい。ソールに目を転じるとロゴが小さめに配され、ヒール側に重量ネジが埋め込まれる。デザインは非常にシンプルだ。

アベレージ向けのゼクシオとアスリート向けのスリクソンの間に位置付けられているゼクシオフォージド。メーカー側は「楽に振れて、これまでの飛距離をキープしたい上級者向け」と謳っている。どんな球筋が出やすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのかじっくりテストしてみたい。

打ってみると?≫
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ダンロップ
上級者が求める操作性と打感
発売日:2012/12/07 オープンプライス