「ゼクシオじゃ物足りない人に」ダンロップ ゼクシオ フォージド ドライバー

硬派なゼクシオ！「ダンロップ ゼクシオ フォージド ドライバー」を試打レポート

【ミーやん】「ゼクシオ フォージド」は、ゼクシオのお兄さん的存在のモデル。“叩けるゼクシオ”の新モデルですね。

【タッキー】スリクソンだとツライけど、かといってゼクシオでは物足りない。そんな中間層に向けたシリーズだよね。前モデルよりもヘッドが小ぶりになってシャープ感が増したんじゃない？

前作に比べて小ぶりになったヘッド形状

【ミーやん】前モデルは460ccでしたが、新モデルは450ccになりました。シェイプアップして、アスリート好みの小ぶりフォルムになりましたね。さらにヘッド重量は4グラム増加、シャフトは0.25インチ短くなっています。

【タッキー】振り切りやすくして、なおかつ重めのヘッドでボール初速を上げようという考えですな。

【ミーやん】タッキー、ご名答です。アスリート感を増した雰囲気がありますよね。さらに「ゼクシオ セブン」でも採用されているようにシャフトが手元重心になっているとか。さて、前置きが長くなっちゃいましたね。タッキー、とりあえず打ってみてもらえます？

【タッキー】むむっ、けっこう・・・しっかりしているね。

【ミーやん】あのー、僕がいつも言われていることですが、もう少し具体的にお願いできませんかね？

【タッキー】分かってるって！中・高弾道で伸びのある球が打てる。構えるとほんの少しフックフェースに見えるけど、球を逃がさないような安心感があるね。プッシュ傾向のある人には扱いやすいと思う。

【ミーやん】最近はスライスに悩んでいる僕も、つかまった球が打てましたよ。でも、なんか振りづらいんですよね。

【タッキー】この純正シャフトは、手元が硬いタイプなんだよね。だから、けっこう・・・個人的にはしんどい。しっかりしているって、濁して言ったつもりだったんだけど。

【ミーやん】こういうシャフトって、どんな人に合うんですかね？

【タッキー】ガチンとヘッドをボールにぶつけて打つようなタイプには、こんなシャフトのほうが振りやすく感じるかも。ゴルフ歴が長くて、腕っ節の強い50～60代のシングルさんとか。

【ミーやん】でも、このモデルを使えるような人なら、スリクソンの460ccモデル「Z525」を選んでもいいと思うんですよね。僕は「Z525」のほうに一票ですね。

【タッキー】同じく「Z525」に一票入れる！スリクソンは純正シャフトの「Miyazaki KENA Blue」がいいんだよね。クセがなくて、あちらのほうが万人向けだと思う。