グローブライド オノフドライバー タイプD 赤（2013年モデル）

構えてみると？

グローブライドのメインブランド「オノフ」。対象ユーザーに合せて2つの異なるドライバーが用意されているが、今回試打するのはアベレージゴルファー向けのタイプD（ドローボールデザイン）。体積は前作同様、460CC。ルール最大級だがモデルチェンジで投影面積がわずかに小さくなり、フェースがほんの少しディープになった。実際フェースの厚さを計測してみると、前作が約53ミリだったのに対し、2013年モデルは約55ミリ。1～2ミリほど分厚い。フェースの長さも前作よりも約3ミリほど短くなっている。ディープフェースに作ることで有効打点距離を稼ごうとする意図が窺える。

フェースの向きは前作同様、フックフェース。フッカーには構えづらいが、スライサーには安心感がある顔付きだ。クラブ長さはメーカー値で45.5インチだが、ヒールエンド法で計測すると45.25インチ。前作同様、長尺効果でヘッドスピードを上げることよりも、振り切りやすさミートのしやすさを優先した長さだ。

ディープフェース化がなされた2013オノフタイプD。メーカーの意図通り、低スピン弾道が打ちやすくなっているのかじっくりテストしてみたいと思う。