ヤマハ インプレスX Z203 ドライバー
2013/03/12 09:00
構えてみると?
ヤマハのインプレスブランドには3つのモデルがあるが、今回試打する「Z203」はアベレージ向けのモデル。パワー不足、スライスに悩むゴルファー向けに作られている。
ヘッド形状は前作Z202に比べると、奥行き方向が広がった。丸形だが重心の深さを感じる形状だ。フェースは非常にシャローで定規で測ってみると約49ミリ。リアルロフトが多いことも相まって高弾道をイメージしやすい。ソールデザインは前作と比べるとイメージが変わった。マルーン(栗色)とゴールドを組み合わせた配色で55歳以上のシニアゴルファーを意識した感じに仕上がっている。
フェースはヒール側にオフセットされていることもあって、460CCのわりには重心距離が短そうである。メーカー値だが重心距離は34.5ミリ。前作Z202に比べると0.5ミリ伸びたが、それでも460CCドライバーの中では非常に短い。フックフェースと相まって、つかまりの良さをかなり意識している設計がなされている。
長さは45.75インチ。前作Z202よりも0.5インチ短くなった。ヘッドは見るからにスライサーを強く意識した形状。見た目通り、スライサーでもドローが打ちやすいのかどうかじっくりテストしてみたいと思う。
(※長さはヒールエンド法で計測)