マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド ロケットボールズ ステージ2 ドライバー

2013/05/14 09:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトのフレックスSで振動数258cpmあり、しっかりしたシャフトが装着されている

ノーマルポジションだとフェース角が-2度でリアルロフトが8.5度(表示9.5度。ライ角度は58.75度。一番つかまるクローズポジションに調整すると、フェース角が+0.25度となり、リアルロフトが10.75度まで増える。逆に一番つかまらないポジションだとフェース角は-3.5度で、リアルロフトは7.75度まで減った。初代モデル同様、この数字をみる限りではスライサーよりも明らかにフッカー向けである。ライ角は今どきのドライバーにしてはややフラットで、重心角は15.5~18度。前作よりも明らかに重心アングルが減っている。FW同様、ドライバーも重心位置が浅く、それが影響して重心アングルが小さくなっているようだ。

重心距離はヘッド単体で計測した場合(カートリッジ未装着)、約40.25ミリ。前作に比べると3ミリほど重心距離が短い。長さはメーカー値、実測値ともに46インチ(※ヒールエンド法での計測)。純正Sシャフト(TM1-213)の振動数は258cpm。これは初代ロケットボールズと比べると約20cpm数値が上がり、モデルチェンジでシャフトがかなり硬くなっている。クラブ重量は純正Sで308.4グラム。バランスはD3.5。45インチに換算すると約318グラム前後。年齢は25~55歳ぐらいで、平均的な体力の男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトTM1-213(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)8.5
ライ角(度)58.75
フェース角(度)-2
長さ(インチ)46
振動数(cpm)258
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テーラーメイド
発売日:2013/02 オープンプライス