マーク金井の試打インプレッション

アダムスゴルフ スピードライン スーパーLS ドライバー

2013/07/23 09:00

構えてみると?

白いヘッドに「SPEED LINE」の文字が入ったおしゃれなデザイン

テーラーメイドゴルフの傘下に入ったアダムスゴルフ。ジャンボ尾崎が契約したこともあってにわかに注目を浴びているが、今回試打するモデルはスーパーLS。体積は460CC。フェースの厚みは約57ミリ。フェースはややディープで横幅はそれほど広くない。重心距離がやや短くなるような形状だ。ヘッドはオーソドックスな丸型で、クラウンは白くペイントされて派手なロゴが入っている。投影面積が大きく、安心感がある顔付きに仕上がっている。

ソールはアダムスならではのデザイン。トウ側からヒール側にかけて溝が長く配されている。フェースに「スプリング効果」を生み出すようなイメージを演出している。バックフェース側には重量調整ネジが埋め込まれ、ヘッド重量を調整できるようになっている。

そしてユニークなのが長さ調整。シャフト先端にスペーサーを脱着することでクラブの長さを2段階調整できる。長くすると45.25インチ、短くすると44.75インチになる(メーカー値)。パターでは長さ調整できるモノがあるがドライバーで長さ調整できるのは非常に珍しい。もちろんヘッドとシャフトを脱着できるタイプなので、シャフトを回転させることで基本ロフトから±1度、そして、ライ角、フェース向きも調整が可能だ。

テーラーメイドに負けず劣らず調整機能に富んでいるスーパーLS。基本性能はどんなものかじっくりテストしてみたいと思う。

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