三菱レイヨン ディアマナ Wシリーズ
2013/10/01 09:00
シャフトの特性をズバリ
三菱レイヨンのディアマナシリーズはプロ、アスリートを意識して作られたシャフト。ディアマナシリーズは3つのタイプがラインアップされているが、今回試打するディアマナ Wシリーズは手元側にしなりのポイントがあるシャフト。同社のDシリーズ(白マナ)、アヒナの流れを汲んでおり、切り返しで手元側がしなってタメを作る元調子系のシャフトだ。
デザインはディアマナ Dシリーズ、アヒナ同様、黒ベースでホワイト(白)がアクセントカラーとして採用されている。これまで同様、一目見てディアマナだと分かるハワイアンテイストなグラフィックが手元側に配されている。
スペック計測してみると・・・60g台のRは振動数が238cpm。アフターマーケット用シャフトとしては軟らかめの設定だ。ただし、センターフレックス値は3.99と高め。手元調子なのが数値でもハッキリ示されている。60g台のSの振動数は254cpm。センターフレックス値は4.52。こちらも振動数に対してセンターフレックス値が高く、手元が軟らかく設計されていることがわかる。
メーカー側の資料によると、ディアマナ Wシリーズは、左を怖がらずに振りぬくことができる強弾道アスリートモデル。超高弾性材料・ダイアリードをバット部のフープ層に用いて、つぶれ変形を防ぎ、切り返しのパワーを損なうことなくダウンスイングに移行することができる。切り替えしで大きなしなりを生みながらも、インパクトゾーンでの安定したヘッド挙動を実現しているとコメントしている。60g台のシャフトなので、今回は45インチで試打クラブを組み上げた。