マーク金井の試打インプレッション

プロギア egg bird ドライバー(2013年)

2013/10/08 09:00

構えてみると?

クラウン部分の塗装は青みがかかっている

PRGRのeggブランドは「既成概念にとらわれない」「卵の殻を打ち破る発想」「飛び、やさしさを最優先」をコンセプトに開発しているが、その最新ドライバーとなるのが今回試打するNEW egg bird ドライバー(2013年)

ヘッド体積はルール最大級の460CC。フェースはややシャローで、ボディは丸型形状。ヘッドの奥行きが深くなるデザインが採用され、加えてバックフェースにはタングステンウエイトが配されている。重心を深く、かつ低くしようとする意図が強く窺える。ソールのデザインもユニーク。中央に刻まれるロゴの両サイドには羽の模様がデザインされている。

長さは47インチと長尺仕様。前作のegg birdよりも0.5インチ伸びている。R&A(英国ゴルフ協会)測定60度法では47.75インチになるので、ほぼルール限界の長さである。

そして特徴的なのがヘッド重量。長尺でも振りづらさを感じさせないようにするために非常に軽い。ヘッドはロフトによって重さが異なり11.5度は170g、10.5度は175g、9.5度は180gと設定されている(メーカー値)。軽いドライバーは史上にも出回っているが、男性用でここまでヘッドが軽いドライバーは他に類を見ない。クラブ重量も当然軽く266~284gとなっている。

グリップは通常のタイプよりも長く、そしてかなり太い。ルール限界までの長尺で、市販トップクラスの軽さ。ヘッドスピードアップを徹底的に追求したクラブ作りがなされているNEW egg bird ドライバー(2013年)。飛びの性能がどんなものかじっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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プロギア
発売日:2013/09 参考価格: 81,000円