マーク金井の試打インプレッション

マルマン ZETA ドライバー

2013/10/15 09:00

構えてみると?

ヘッド体積は440ccでクラウン中央が盛り上がっている。色はマット仕上げのダークシルバー

マルマンから新しいブランドのドライバーが登場した。名前はZETA(ゼータ)。メーカー側は進化ではなく、新種と強くアピールしている。『飛びを操る』第3世代アジャストメント機構搭載しており、これまでの可変式ドライバーの調整機能に加え、ZETAでは新たに長さが可変できる。シャフトの長さは同じだ、ネック部分の治具を取り換えることで45インチ、45.5インチ、46インチの3つの長さに調整できるのだ。

ヘッド体積は445CC。フェースの厚みは約54ミリ。クラウン中央が膨らんでいるのでシャローに感じない。バックフェースはセミシャローバックだ。ヘッドはマット仕上げのダークシルバー。ソール側はシルバーとブラックのツートンで、中央にシンボルロゴがシンプルに配されている。ネック側にはバランスウエイトが埋め込まれ、ここでヘッド重量(スイングバランス)が調整できるようになっている。

調整機能としては、ヘッドに挿し込むシャフトスリーブの向きを変更することでライ角、フェース向きを9種類調整できる。ヘッド重量は付属のバランスウェイトを交換することで、標準よりも-1~+2ポイント調整可能になっている。 ZETAは調整機能満載であるが、クラブの性能は基本ポジションで決まる。今回の試打では45.5インチの長さ、スリーブ向きはノーマル、ヘッド重量も標準の状態でじっくりテストしてみたいと思う。

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マルマン
発売日:2013/09 参考価格: 60,480円