マーク金井の試打インプレッション

ヤマハ インプレス RMX 01 ドライバー(ヘッド単品)

2014/01/21 08:00

構えてみると?

構えてみるとシャープな顔付きで、弾道の力強さをイメージさせてくれる

今回で2代目となるRMX。前作はヘッドが一種類のみだったが、2014年モデルはヘッドが3種類ラインアップされている。今回試打するのは、RMX01。ヘッド体積は前作よりもややサイズダウンされて445CCとなり、低くて浅い重心をアピールしている。

ヘッドはモデルチェンジによってガラッと変わった。ヘッド形状は前々作のインプレスXシリーズのシェイプに近く、これまでのヤマハらしいオーソドックスなデザイン。ソールには重量調整用のネジが2個配置されている。ヒール側とトウ側のネジの重量を変えることで、重心距離を移動できる。ネジは13gと4gが標準装備され、オプションで8.5gが2個付属する。

フェースの厚みは約53ミリ。ややシャローフェースでセミシャローバック。個体差があると思うが、試打クラブはリアルロフトが少なくてシャープな顔付きだ。上がりやすさよりも力強い印象を受ける。フェースの向きはスクエア。幅広いゴルファー向けに作られている。フェースはモデルチェンジによって塗装が省かれ、フェース面を意識しやすくデザインされている。ブラックとシルバーのツートン仕上げのソール後方中央には、ヤマハのシンボルである音叉のバッジが埋め込まれている。トウ側に配された重量ネジの位置は初代RMXに比べると、ややバックフェース側に移動した。

2代目のRMXもヘッドとシャフトをそれぞれ単独で購入可能になっており、「ヘッドのみ」「シャフトのみ」といった買い方もできる。メーカー側の意図通り、ライナー弾道で飛距離を稼げるドライバーなのかどうか、じっくりとテストしてみたいと思う。

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