マーク金井の試打インプレッション

ミズノ JPX EIII ドライバー

2014/02/25 08:00

構えてみると?

ヘッド色はミズノブルー。まん丸なヘッド形状が特長だ

ミズノのエンジョイゴルファー向けブランドである「JPXシリーズ」。その最新作となるのが今回試打するJPX EIII ドライバー。昨年発売されたJPX 825 ドライバー同様、長さは44.75インチ、45.5インチ、46.25インチの中から選べるが、今回は45.5インチを試打する。

ヘッド形状は825に比べるとヘッドは奥行が深く、ヒール側のボリューム感も大きい。見るからに重心を深く、そして重心角を大きくしたい意図が窺える。825に比べると重心距離が少し短く、重心角も28度(825は24度)と大きくなっているメーカー側はアピールしている。

フェース高さは825に比べるとかなりシャロー。定規で測ってみると約52ミリ。ヘッドスピードが遅めの人でも高弾道をイメージしやすいデザインだ。そして、アドレスするとフェース面がしっかり見える。ヘッド色はミズノブルー。パープルにやや近いブルーでミズノらしい色合い。フェース面は825同様、ブラック仕上げ。より精悍なイメージをアピールしている。

フェースの向きはスクエア。フックフェースではなく、ヘッドの挙動で捕まりの良さを実現させているようだ。そして特徴的なのがグリップ。グリップエンド側に10gものウエイトが配され、カウンターバランスが採用されている。メーカーの意図通り、ドロー弾道が打ちやすいのかどうかじっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ミズノ
発売日:2014/01/24 参考価格: 81,000円