マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ BIG BERTHA ALPHA ドライバー

2014/03/11 08:00

クラブを計測してみると?

クラブ総重量は313グラムと、アスリート向けクラブとしてまずまずの重量帯だ

表示ロフト角が9度でリアルロフト角が10.5度。フェース角は-1.5度。ライ角度は56.75度と今どきのドライバーとしてはフラットな設定。ちなみに弾道調整機能でライ角をアップライトにすると60.25度まで増えた。

捕まりに影響が出る重心角は予想通り17.5度と非常に少ない。この影響でインパクトゾーンでヘッドが返りづらくなっている。一番捕まるポジションにするとフェース角は+1度。リアルロフト角は12.5度まで増えるが、重心角は16.5度とさらに小さくなる。この数値を考えると、スライサーには球が捕まりづらくて当たり前、フッカーが左のミスを怖がらないで使えるスペックのドライバーである。

シャフトについては、純正のS(グラファイトデザイン製 キャロウェイ ビッグバーサ専用)は手元から中間がしなる中調子。振動数は242cpm。しなり量がやや多めの粘り系。しなり戻りのスピードはそれほど速くなくてタイミングが取りやすい。長さはメーカー値が45インチで実測値も45インチ(60度法測定)クラブ重量は313グラムでバランスはD3。30~60歳ぐらいで、体力が平均もしくは平均以上のゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトオリジナルシャフト(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)56.75
フェース角(度)-1.5
長さ(インチ)45
振動数(cpm)242
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キャロウェイ
発売日:2014/02/14 参考価格: 81,000円