マルマン VANQUISH-XR ドライバー
2014/04/29 09:00
構えてみると?
マルマンの最高級ブランドであるマジェスティ。今回試打するのは、マジェスティの中でもややアスリート向きモデルである「VANQUISH-XR ドライバー」。ヘッド体積はルール最大級の460ccであるが、アドレスすると440ccくらいに感じる。ヘッドは投影面積が小さめで、ハイバック形状。フェースもややディープフェース。マジェスティと言うとシニア向けのイメージが強いが、この「VANQUISH-XR ドライバー」はかなりシャープな顔つきだ。
ブラックIP仕上げのヘッドは高級感に溢れ、フェース面にはマジェスティならではのグラフィック処理がなされている。全面ブラック仕上げなので遠目には目立たないが、近くでじっくり見ると15万円を超える高額ドライバーであることが実感できる。
アドレスするとまず目に入るのがリアルロフト角の大きさ。試打クラブは9.5度表示だが、フェースがかなり上を向いている。リアルロフト角がかなり大きく、ヘッドスピードが遅い人でも高弾道がイメージしやすい。
マジェスティというとヘッドスピードが遅めのシニア向けのイメージが強いドライバーであるが、「VANQUISH-XR ドライバー」はちょっと雰囲気が異なる。見た目はディープフェースでしっかり叩けるような印象がある。果たしてどんなゴルファーと相性が良いのか、じっくりテストしてみたいと思う。