アダムスゴルフ XTD ti ドライバー
2014/06/10 09:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションの場合、表示ロフト角が9度に対してリアルロフト角が9.5度。フェース角が+3度でライ角は58.75度。フェースの向きは強めのフックフェースで、ライ角は今どきドライバーの中ではフラットになっている。重心アングルは18度と非常に小さい。ここまで重心アングルが小さいのは、重心が浅いのが影響しいているのだろう。
一番弾道が高くなるポジションにするとフェース角は+5.25度となり、リアルロフト角は11.5度となる。対して、一番弾道が低くなるポジションにするとフェース角は+1.5度で、リアルロフト角は8.5度に減ってくる。調整機能を最大に利用してもフェース角はスクエア(±0度)にならない。
シャフトについては、今回試打した純正シャフト(三菱レイヨン製)は、中間部分がしなるタイプ。Sのトルクは3.2度と小さい。硬さの目安となる振動数はSで255cpm。純正シャフトとしては平均よりも0.5~1フレックスぐらい硬めだ。
長さはメーカー値が45インチで実測値も45インチ(※60度測定法)。クラブ重量は312.4グラム。バランスはD1.5。25~55歳ぐらいで、体力が平均的な男性、平均よりも高い男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | オリジナルシャフト(S) |
ロフト(度) | 9 |
リアルロフト(度) | 9.5 |
ライ角(度) | 58.75 |
フェース角(度) | +3 |
長さ(インチ) | 45 |
振動数(cpm) | 255 |