キャロウェイゴルフ X2 HOT PRO ドライバー
2014/06/24 09:00
クラブを計測してみると?
ノーマルポジションで計測すると、ロフト角9度表示でリアルロフト角が9.5度。フェース角は-1.5度とオープンフェース。アドレスするとフェースは少し開いた感じに見える。ライ角は56度。今どきのドライバーの中ではかなりフラットで、X2 HOTと比較してもライ角はフラットになっている。
シャフトを脱着してヘッド重量を計測してみるとスリーブ無しで192.8g。X2 HOTに比べると5gほど重くなっている。スリーブを装着すると200gぐらいか。重心距離は約39.5ミリで、重心の深さは約35.5ミリ。重心距離に対して重心深度が浅めだ。捕まりに影響を及ばす重心角は23.5度。これはX2 HOTよりも4.5度大きい。これにより、X2 HOTよりもX2 HOT PROの方が、ヘッドが少し返りやすくなっている。スペック的にはスライサーよりもフッカーと相性がいいドライバーであるが、X2 HOTに比べるとX2 HOT PROの方が少し捕まりもいい。
シャフトについては、純正の「X2 HOT」は重量が54gでトルクが5.7(Sフレックス、メーカー値)。先調子だが手元のしなりを感じやすく仕上がっている。振動数は244cpm。アスリート向けのSにしては少し軟らかめだ。
長さはメーカー値、実測値とも45インチ(※60度測定法)。クラブ重量は実測306g。30~60歳ぐらいの平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | Callaway X2 HOT オリジナルシャフト(S) |
ロフト(度) | 9 |
リアルロフト(度) | 9.5 |
ライ角(度) | 56 |
フェース角(度) | -1.5 |
長さ(インチ) | 45 |
振動数(cpm) | 244 |