マルマン MAJESTY PRESTIGIO VIII ドライバー

構えてみると？

マルマンの最高級ブランドであるマジェスティ。今回試打するのは、マジェスティの中でもトップランクに位置付けられるプレステジオ ジ・エイス ドライバー。

ヘッド体積はルール最大級の460cc。金色に輝くフェースは分厚くてシャローバック。低重心になりやすい形状ながらも、ディープフェースを採用することで強い弾道をイメージしやすい。マジェスティと言うとシニア向けのイメージが強いが、顔つきはシャープである。

マルーン仕上げでグラデーションがかかったヘッドは高級感に溢れ、金色に輝くフェース面にはマジェスティならではのグラフィック処理がなされている。ソールも金色で絢爛豪華。22万円を超える高額ドライバーであることが一目で実感できる。

試打クラブはロフト角9.5度表示だが、アドレスするとリアルロフト角はやや大きめ。フェースの向きはややフック。シャープな印象を与えるヘッドだが、高弾道がイメージしやすい配慮がなされている。

そして印象に残ったのがクラブの軽さ。グリップしてヘッドを浮かせて構えると、クラブ全体が非常に軽い。47インチと長尺仕様であるが、軽いので長さが気にならない。

このプレステジオは軽さと長さが際立っている。熟練ゴルファーが自己のパワーを最大限発揮するための方法論として長尺を採用したプレステジオ。どんな弾道が出るのか？どんなゴルファーと相性が良いのか？ じっくりテストしてみたいと思う。