マーク金井の試打インプレッション

ツアーエッジ EXOTICS XCG-7 ドライバー

2014/07/29 09:00

クラブを計測してみると?

純正シャフトフレックスSの振動数は271cpm。ほかの製品と比べると1フレックスは硬く、フレックス選びは注意が必要だ

10.5度表示のポジションでは、リアルロフト角も10.5度。フェース角は±0度。表示ロフト角とリアルロフト角は同じで、スクエアフェース。スライサー向けというわけでなく、オーソドックスな顔つきだ。ライ角は57度とフラットな設定。捕まりの目安となる重心アングルは19.5度。すべてのスペックが捕まりを抑えたスペックになっている。脱着式なのでヘッド単体で重心距離を測ってみると41.25mm。体積460CCとしては平均よりも少し長めで、インパクトゾーンではヘッドがやや返りづらく感じる。弾道調整機能は付いているが、基本的にはスライサーよりもフッカーとの相性の良さを強く感じる。ロフト角を最大の12度に調整すると、リアルロフト角は12.25度となり、フェース角は+2度とフックフェースになった。

シャフトについては、Matrix EXOTICS Red Tie6Q3.1のSシャフトの振動数は271cpm。これはSというよりはXに近い硬さである。トルクも4.0とやや小さめだ。長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ(※60度法計測)。クラブ重量は純正Sが316.5gでバランスはD4。45インチ換算にすると318グラム前後の感じになる。25~50歳の人で、体力が平均的、もしくは平均以上のゴルファーと相性良く仕上がっている。

クラブ測定データ

シャフトMatrix EXOTICS Red Tie 6Q3.1(S)
ロフト(度)10.5
リアルロフト(度)10.5
ライ角(度)57
フェース角(度)±0
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)271
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ツアーエッジ
発売日:2014/03/04 参考価格: 43,200円