マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ スリクソン Z545 ドライバー

2014/09/09 09:00

構えてみると?

同シリーズの中で、体積460ccと最も大きい

ダンロップのプロ、アスリート向けブランドであるスリクソン。Zシリーズは約2年ぶりのモデルチェンジとなって、三桁の数字の真ん中が「2」から「4」に変わった。今回も体積が異なる3タイプのヘッドをラインアップしており、今回試打するのはヘッド体積が一番大きなZ545 ドライバー。

体積はルール最大級の460cc。前作同様、ヘッドは投影面積が大きく、見た目に安心感がある形状。ヘッドは奥行き方向にも広がり重心を深くしようとする意図が窺える。見た目はゼクシオそっくりだ。フェースの厚みは約56ミリ。それほどディープではない。

フェース形状は前作と異なり面長形状。重心距離を短くすることよりも、スイートエリアを広げやすい形状だ。ソールには2カ所重量調整ネジが埋め込まれているが、そのひとつはヘッド後方トウ寄りに配される。多くのメーカーは捕まりを良くするためにヒール寄りに重量調整ネジを配置することが多いが、このZ545に関しては、「捕まりづらく」なる位置に重量調整ネジが配されている。

ヘッドとシャフトは脱着方式が採用されており、これでフェース角、ライ角、ロフト角が調整できるようになっている。シャフトは純正で新シリーズの「Miyazaki Kosuma」のブルー(水)が装着される。今回試打するのは60g台のSシャフト。Zシリーズの中でもっともヘッドが大きいZ545。どんなゴルファーにマッチするのか?どんな弾道が出やすいか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ダンロップ
発売日:2014/09/19 オープンプライス