マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ ビッグバーサ アルファ 815 ドライバー

2014/12/09 09:00

クラブを計測してみると?

重心角が前作より、2度増えてつかまりやすくなったが、19.5度と小さいので、どちらかと言えばフッカーとの相性が良い

ノーマルポジションだと表示ロフト角が9度でリアルロフト角が10度。フェース角は-0.75度。ライ角度は58.5度。今どきのドライバーとしてはややフラットな設定だ。ちなみに弾道調整機能でライ角をアップライトにすると61.25度まで増えた。つかまりに影響が出る重心角は19.5度。今どきのドライバーの平均よりは少ないが、前作に比べると約2度増えている。この影響で前作よりも捕まりが少し良くなっている。数値的にはスライサーよりもフッカーと相性がいいドライバーであるが、スライサーには逆球が出づらいドライバーでもある。

シャフトについては、純正のS(グラファイトデザイン製 キャロウェイ ビッグバーサ用)は中間から先端側がしなる中調子。振動数は241cpm。トルクは5.5。しなり量はやや大きめの典型的な粘り系シャフトだ。しなり戻りのスピードはそれほど速くなくてタイミングが取りやすい。長さはメーカー値が45インチで実測値も45インチ(60度法測定)クラブ重量は308グラムでバランスはD1.5(いずれも実測値)。30~60歳ぐらいで、体力が平均的なゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフト純正シャフト(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)10
ライ角(度)58.5
フェース角(度)-0.75
長さ(インチ)45
振動数(cpm)241
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キャロウェイ
発売日:2014/11/14 参考価格: 70,200円