マーク金井の試打インプレッション

フォーティーン GelongD CT-315 ドライバー

2015/01/27 09:00

構えてみると?

名器『CT-112 ドライバー』を思わせるヘッド形状だが、捕まりを意識して、フェース角はクローズ

長尺ドライバーとして多くのユーザーから支持されているフォーティーンの『GelongD』。その最新モデルとなるのが、今回試打する『フォーティーン GelongD CT-315 ドライバー』。ヘッド体積は460cc。前作『GelongD CT-214 ドライバー』よりも10CCサイズアップされている。セミシャローバック形状のヘッドは前々作の『CT-112 ドライバー』と非常に似ており、オーソドックで構えやすい。

ヘッド色はブラック。ソールはシルバーの光沢とつや消し。重量調整ネジなどは一切配されておらず、今どきのドライバーの中ではかなりシンプルだ。フェース面も『CT-112 ドライバー』同様、無塗装に戻っている。

フェースの厚みは約53ミリとややシャロー。フェースは分厚くないがリアルロフト角が小さいので、ややハードに感じる。ネックはわずかにインセットホーゼル。重心距離を少し短くしたい意図が窺える。フェースの向きもややフックだ。

クラブ長さは47.75インチと46.75インチの2種類がラインアップされており、今回試打するのは長い方の47.75インチ(※長さは60度法計測)。前作同様、今回もクラブの長さ、フェースの反発係数・・・すべてのスペックをルール規制値ギリギリまで追求し、飛ばしにとことんこだわって設計されている。どんなゴルファーと相性が良いのか、実際の性能はどんなものか、じっくりテストしてみたいと思う。

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フォーティーン
ルールぎりぎりの超飛び
発売日:2014/11/14 参考価格: 51,840円