フォーティーン GelongD CT-315 ドライバー
2015/01/27 09:00
クラブを計測してみると?
表示ロフト角が9度に対してリアルロフト角が9.5度。フェース角が+1.75度。フックフェースの度合がやや大きいが、リアルロフト角は小さめだ。アドレスするとフェースは左を向いているし、ロフト角も立って見える。ライ角は62.5度と非常にアップライト。重心角は22度と少し小さめだ。重心距離は39ミリで、重心深度も39ミリ(メーカー値)。この2つの数値を揃えることで、ヘッドの挙動を安定させている。
純正シャフトは中間と先端側のしなりを感じ取れるタイプ。切り返しで中間部分がしなり、インパクトゾーンでは先端側がしなり戻る粘り系。トルクはメーカー値で4.5(Sシャフト)。実際にスイングしてみると適度なねじれ感があって、タイミングが取りやすい。振動数はSで252cpm。アスリート向けの純正Sとしては平均的な硬さだ。
長さはメーカー値、実測値とも47.75インチ(※60度法計測)。ルール内ギリギリの長さを追求している。クラブ重量は304.9グラムでバランスはD6.5。45インチ換算すると325g前後。35~50歳ぐらいで、体力が平均よりも上回るゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | MD-350KD(S) |
ロフト(度) | 9 |
リアルロフト(度) | 9.5 |
ライ角(度) | 62.5 |
フェース角(度) | +1.75 |
長さ(インチ) | 47.75 |
振動数(cpm) | 252 |