マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ XR ドライバー

2015/03/10 09:00

クラブを計測してみると?

計測すると、9度表示でリアルロフト角が8.5度(ノーマルポジション)と表示よりも小さ目だ

ノーマルポジションで計測すると、9度表示でリアルロフト角が8.5度。フェース角は-2.25度とオープンフェースの度合が強い。これはヘッドの座りが強く影響している。ヘッドをポンと地面に置くとフェースがゴロッと開く方向に回転するからだ。ライ角は57.75度。前作同様、今どきのドライバーの中ではかなりフラットである。重心角は21度。今どきのドライバーのなかではやや小さめで、ヘッドがやや返りづらいタイプだ。

シャフトを脱着してヘッド重量を計測してみるとスリーブ無しで187.2g。スリーブを装着しても194g前後と、キャロウェイの中ではヘッドはやや軽め。スペック的にはスライサーよりもフッカーと相性がいいドライバーである。

シャフトについては、純正の『XR』は重量が約56gでトルクが5.7(※Sフレックス、メーカー公表値)。先調子で中間部分のしなりを感じやすく仕上がっている。振動数は247cpm。純正のSとしては平均的な硬さだ。長さはメーカー値、実測値とも45.5インチ(※60度測定法)。クラブ重量は実測299.3g。35~55歳ぐらいの平均的な男性ゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフト純正シャフト(S)
ロフト(度)9
リアルロフト(度)8.5
ライ角(度)57.75
フェース角(度)-2.5
長さ(インチ)45.5
振動数(cpm)247
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キャロウェイ
発売日:2015/02/20 参考価格: 62,640円