マーク金井の試打インプレッション

三菱レイヨン BASSARA GG(ガーゴイル)

2015/05/05 09:00

シャフトを計測してみると?

振動数は248cpm。アフターマーケット用のシャフトとしては柔らかめ

50g台のフレックスSで、振動数が248cpm。アフターマーケット用としては軟らかめ。センターフレックス値は3.48前後と、こちらも軟らかめの設定だ。数値的には、手元剛性も中間剛性もそれほど高くはないが、実際に振ってみると、数値よりもしっかり感があり、シャフトの挙動も落ち着いている。トルクは4.9と適度にあるので、挙動がマイルドに感じ、タイミングも取りやすい。ちなみにトルクは重量帯とフレックス(硬さ)で異なり、重量が軽くなるほど、フレックスが軟らかくなるほど、少しずつトルクが増える設計になっている。

スペック的にオーソドックスなシャフトであるが、軟らかい設定の割にはシャフトが動き過ぎないのでしっかり叩けるのが特徴だ。そして、先端側の剛性をやや落とすことで高い打ち出し角と捕まりを良くしたいという意図が見て取れる。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):BASSARA GG(53S)
長さ46.5インチ/重さ303.8g/バランスD2/振動248cpm/センターフレックス値3.48
(※ヘッド:テーラーメイド 初代グローレ)

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