マーク金井の試打インプレッション

プロギア iD nabla RS02 ドライバー

2015/06/09 09:00

構えてみると?

ヘッド形状は丸型で、フェース角はかなりオープン

プロギアの主力ブランドであるナブラシリーズ。その最新モデルとなるiDナブラRS(以下、ナブラRS)には、ドライバーが2種類ラインアップされており、今回はヘッドサイズが大きいタイプの「ナブラ RS02 ドライバー」を試打する。

ヘッド体積は460cc。モデルチェンジによってデザインは一新され、前作の面影はまったくない。ヘッドのソール面、シャフトにはレーシングフラッグのグラフィックが配され、スポーティーなイメージを全面に打ち出しているのは兄弟モデルのナブラ RS01 ドライバーと変わらない。

そして、特徴的なのがフェースアングル。ヘッド形状は丸形でオーソドックスだが、フェース向きは明らかに右を向いている。ナブラ RS01 ドライバーよりその度合は控えめとはいえ、それでもフェース角は-2.5度(メーカー値)。メーカー側はアドレス時の実質ライ角を基準にしているそうで、ライ角40度でフェース角を設計しているとのこと。ちなみに、フェース厚は約59mm。今どきのドライバーの中では、かなりのディープフェースだ。

ソール後方には重量調整ネジが2カ所埋め込まれており、ネジの重さを入れ替えることで重心の深さを2mm調整できるようになっている。加えて、プロギアもこのモデルからシャフトが脱着式になり、シャフトの装着角度を変えることでロフト角を1度調整できる。

ナブラ RS01 ドライバーと比べると、ヘッドがやや大きく、重心が深くなるようにデザインされており、見た目は、つかまりが良さそうな印象だ。ノーマルポジションでどんな弾道が出やすいか、じっくりテストしてみたい。

打ってみると?(弾道は)≫
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プロギア
発売日:2014/09/09 参考価格: 81,000円