プロギア iD nabla RS02 ドライバー
2015/06/09 09:00
クラブを計測してみると?
ロフト角9.5度表示のノーマルポジションだと、リアルロフト角が8.5度。フェース角が-2.5度。オープンフェースの度合が強いことがリアルロフト角を減らしている。ライ角は60度とアップライトで、重心角は28度。オープンフェースなことを除けば、つかまりを重視した設計だ。重心角に関しては、ナブラ RS01 ドライバーより2度増えている。
シャフトを180度回転させてロフト角を1度増やす設定でヘッド計測すると、リアルロフト角は10度、フェース角は-1度となった。ヘッド単体で重心距離を測ると約38.5mm、重心深度は約42mm。見た目通り、ナブラ RS01 ドライバーよりも重心深度はかなり深めだ。
純正シャフト「RS02」のS(M43)シャフトの振動数は231cpm。市販ドライバーのSシャフトとしてはかなり軟らかい。中間部分がしなるタイプで、典型的な粘り系シャフトだ。ダウンからインパクトにかけてしなり戻るスピードはそれほど速くない。長さは実測値で45.75インチ(60度法計測)。クラブ重量は305.6gで、バランスはD1.5。40~60歳くらいの男性で、体力が平均的なゴルファーと相性が良いスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | RS-02(S) |
ロフト(度) | 9.5 |
リアルロフト(度) | 8.5 |
ライ角(度) | 60 |
フェース角(度) | -2.5 |
長さ(インチ) | 45.75 |
振動数(cpm) | 231 |