マーク金井の試打インプレッション

オノフ オノフ ドライバー AKA(2015年)

2015/07/07 09:00

構えてみると?

投影面積が大きく、安心感のあるヘッド。ほんの少しフックフェースだが、オノフブランドらしい美しい形状で構えやすい

グローブライドのメインブランド「オノフ」は、対象ユーザーに合わせて2つの異なるドライバーがラインアップされている。今回試打するのは、アベレージゴルファー向けのAKA(通称赤オノフ)。
ヘッドは前作(2014年モデル)同様、オーソドックスな丸型形状で投影面積が大きい。体積は460cc。ヒール側のボリュームもあり、重心を深くすることでつかまりを良くしたいという意図がうかがえる。

デザインで大きく異なったのがグラフィック。前作はクラウンに「O」のロゴが赤色で大きく描かれていたが、今回はソールのヒール側に「O」のグラフィックが入る。そして、クラウン側はバックフェースのややヒール側に、差し色の赤が入る。デザインはシンプルだが、前作との違いを識別しやすくしている。

フェースの厚みは約54ミリ。前作より2ミリほど薄くなり、フェースはやや小顔に感じられる。前作よりも、重心距離が短く感じられる形状だ。

フェースの向きはほんの少しフックだが、明らかに左を向いた感じではない。顔にこだわるゴルファーにも違和感なく、アドレスできる仕上がりである。クラブ長さは前作同様、45.5インチ(メーカー値)。

グラフィック処理がガラッと変わった『グローブライド(旧ダイワ) オノフ ドライバー AKA(2015年)』。どんな球筋が出やすいのか、どんなゴルファーと相性が良いのか、じっくりテストしてみたい。

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